本をよく読みます。
小・中学生のころには推理小説にはまり、中学生でよんだアガサクリスティには特に熱中した記憶があります。
3・4年生のころは「チョコレート戦争」(大石真)が大好きで、たぶん20ラウンドは読んだと思います。
大人になって、3年前に読み返しても、やはり魅力的でした。
そして、小学生の自分を思い出しました。
高校に入ったころは、暑い日のバス停で、バスを待ちながら、「海と毒薬」(遠藤周作)を読んでいて、気分が悪くなって倒れたことがあります。
大学生のころには、夏目漱石や太宰治、志賀直哉や堀辰雄を連日読み続けました・・・
そして、村上春樹の卒論を書いている友人に影響されて、その当時に出ていた作品を全部読んだような・・・。
社会人一年目には、司馬遼太郎の「最後の将軍」を、
結婚したころには、夫婦で紹介し合って同じ本を読みました。
ダンブラウンの「ロストシンボル」や「インフェルノ」や貫井徳郎さんのシリーズを読みました。
なかなか魅力的な作品で、読み始めると止まらなくなって寝不足にもなりましたね。
さらに、母になってからは、娘と一緒に絵本を、来る日も来る日も読みました。
自分が子供の頃に読んだ絵本が、今は亡き母が読んでくれた大切な絵本が、今度は自分が母になって娘と読むようになるなんで、幸せな気持ちでした。
絵本の奥深さにも感動したものです。
そして娘が成長した今では、娘から面白かった本をよく紹介されます。
娘は、主人が読んでいる本、私の会社にある本、自宅にある本、図書館で見た本、友達が読んでいた本、本屋で平積みになっていた本、自分がコンプリートしたいシリーズもの・・・。
とにかく多読です。
楽しみながらの情報のインプット量は、仕事で読まなくてはいけない本に追われる私とは比べ物になりません。
何かを知ることは、楽しいんですよね。
「夢をかなえるゾウ」「ツナグ」「そしてバトンは渡された」……
どれも、多くの人が読んで涙した本だと思いますが、娘の方が先に読んで、回してくれました。
森絵都さんのシリーズものも同様です。
思春期の女子の心をつかむのでしょうか。
読みたい本が平積みでどんどん増えて、時間に余裕が無くて、いつもアップアップしております。
きっと時間は作れるはずなのに!
音楽や匂いで昔のあるシーンを思い出す!という方が多いですよね。
私の場合は、「本」で思い出します。
あ~あの時こんな風だったな!とその時の友達やお世話になった先生が思い出されます。
人生を豊かにしてくれたものであることは間違いありません。
私は、誰かと本の話をするのが好きです。
お互いの価値観が触れ合うから。同じ本を読んでも、感じ方は全く違います。その意見交換が楽しい時間です。
アルペでは、たくさんのワークショップをしてきました。
この春から「ビブリオバトル」にも挑戦しようと思います。
オンラインでもたくさんの本が読めるし、オーディオブックも活用することがあります。
ですが、私は、紙の本が好きです。
今月から中学生に「課題図書」を提案しました!
「ツナグ」
読んでるかな?
意見交換、楽しみにしています。
今度、お母さんたちの本のサークルも作りましょう!
3月13日 アルぺたかぎ