いよいよ5月突入ですね。
新しい学年が始まって頑張ってきたお子さんにも、
「惰性」で勉強、「マンネリ化」が出る頃です。GWをきっかけに、盛り返していきましょう!
いつもと違う環境での勉強をして新鮮さを取り戻すチャンスです。
衣替えと一緒に、勉強場所の大移動も良いかもしれませんね。
私は、お子さんたちの記述力・読解力・語彙力を鍛える教室を立ち上げて20年になります。
初めて教室で会うお子さんには、よく話すお子さんもいれば、お母さんの陰に隠れて無口なお子さんもいます。
口数が多いお子さんは、コミュ力が高くて積極的な傾向にあります。
逆に、教室に通うのはお子さん自身なのに、付き添いのお母さんがなんでも説明してしまって、
お子さんが会話に参加する出番が全くないケースもあります。
このケースだと、お子さんがきちんとした返事や挨拶ができないことが少なくありません。
実は、このような習慣は、低学年のうちに形成されてしまい、高学年以降、なかなか修正されません。
だからこそ、日常生活の中で「家族以外の人と」接する際に、
お子さん自身が「自分で伝える」「自分の言葉で説明する」よう意図的に環境を作っていくことが大切ではないでしょうか。
そして、お子さんが最も長い時間を過ごすご家庭での「会話力」が、国語力・言葉の知識レベルに大きな影響を与えています。
これから、ちょうどGW。
学校での出来事や、気になるニュースについて、ぜひたっぷりとお話しください。
お互いに何気ない話をしていても、気づきがあります。
そんなときは「メモ」を取るのも忘れずに!
メモ力は大事!
お子さんと楽しみながら会話しながら、お子さんの「説明力」が育っているかを確認するには、
「読んだ本」の説明を聞くのがお勧めです。時間があるGWには、ぜひ、取り入れてみて下さい。
どういうきっかけで、その本を読んだのか。
どんな話だったのか。
どこがおもしろかったのか。
会話の相手は、読んでいない本を説明する場合は、
イメージを共有できそうな「身近な話のたとえ」を出すとか、
感動ポイントを伝えたい場合には「具体的な本文のフレーズを引用」するとか、
「涙が止まらない本」
「夜眠れなくて怖い本」
「一人でニヤニヤ笑いが起きる本」
などと、わかりやすい方向性を最初に伝えるとか、
様々な工夫が出来ます。
そこから、会話が膨らんで行くと楽しいですよね。
また、逆に、
お父さん お母さんからお子さんに向けて「本」の紹介をされるのも楽しいと思います。
私自身も、自分が小学生の時に気に入ってた本や、「怖い話大会」(アルペハロウィン大会の恒例です….。)のために仕入れた、数々のホラーストーリー、国語の読解文に出てきた物語文の話を、娘に話します。
ですが、読書量が多く、情報更新の早い娘の話の方が断然おもしろい。
テンポがいいからか、私の楽しみそうなツボを心得ているからか……。
もっともっと、と次々リクエストしすぎ、「お母さんも実際読んでみてよ」といわれてしまいます。
日本の商が鵜性の読書量は、世界の中では決して多くないそうですが、それでも、毎月たくさんの話題の本は生まれています。
アルペのお子さんたちも読書好きが非常に多い!
本の話を上手にしてくれているお子さんがたくさんいます。
私自身が、お子さんたちから、豊かな情報をもらっています。
本の世界は無限です。
GWに、好きなジャンルの本を思いっきり読むのもいいですね。
是非、本をきっかけとしてコミュニケーションをお楽しみください。
4月27日
アルペ たかぎ