2020年11月15日 塾長ブログ vol14
11月も中旬です。霜月から師走にかけては、駆け足で過ぎていきますね。
アルペの受験生も、本番までのカウントダウンに目の色が変わってきました。
体調を整えて、1日1日を「自分自身と勝負」していくのみです!
さて、11月に入り、夏に取りくんだ作文コンクールの結果が順番に発表される時期になりました。
先日も、全国レベルの2つの「作文コンクール」の主催者からご連絡をいただき、アルぺ生が今年も入賞しました!
日々の積み重ねが、こうやって結果に結びつくのは、本当にうれしいことです。
☆1つ目のコンクールは、
低学年のクラスで取り組んだ
シナネン・朝日学生新聞社主催
「ありがとう作文コンクール」
https://sinanengroup.co.jp/sakubun/
こちらは、家族への「思い」を書き綴る作文です。
今年は、定番の、お母さんへ、お姉ちゃん(兄弟)へに加えて、コロナ禍でなかなか会えないおじいちゃん・おばあちゃんへ……の作品も多く見られました。
どれも、家族への「ありがとう」があふれる、世界でたった一つしかない作品ばかりです。
涙なくして添削できません。
今回受賞した、3年生の女の子は、お母さんから「母子手帳」見せてもらい、自分が生まれたときのことをいろいろ知って、その時感じたお母さんとの絆について書いた作品でした。
とても素敵な作品です!
☆2つ目のコンクールは、小学生上級クラスから中学生が取り組んだ
朝日学生新聞社主催
「ニュース作文コンクール」
新聞を読んで、気になる記事を取り上げ、自分の意見とともにまとめるものです。
感想文ではありませんから、記事に対する理解力、物事に対する判断力、自分なりの提案を求められます。
都立の中高一貫校や、都立高校の推薦、帰国子女の作文入試を目標にするお子さんにも、非常に勉強になる内容です。
今年は、4年生が優秀賞を、中学2年生が佳作をいただきました。
12月6日(日)朝日新聞社レセプションホールにて開催される表彰式に参加してきます。
この模様は、後日、新聞にも掲載されます。
このほかにも、「防災作文コンクール」「新聞スクラップコンクール」「おすすめの1冊コンクール」に挑戦したお子さんもいます。
夏休みには、学校の課題である「読書感想文」にも取り組みましたね。
私は、「作文を書くこと」の経験を積むことには大きな価値があると考えます。テーマに応じて書くことは、とても難しいことです。
目の前にいる人に直接話す場合は、身振りや表情でも伝わるけれど、文字を書くことでつたえるには、より多くの工夫が必要です。
条件を整理して、構成を考えて、読む人に伝わるように工夫して書く。
内容を吟味するために、自分と向き合う時間が必要です。
生徒のみなさんから、
「この作文を書いたことによって、改めて〇〇について振り返ることができました。」
「作文を書きながら、自分の本当の気持ちがわかりました!」
という言葉を聞くことも少なくありません。
日記も同様ですが、作文は「自分への振り返り」ができる大切な場所です。
大人になったら、子ども時代に書いた作文を読み返してほしい、それまで自分の作品を大切にしてほしい、と常々思っています。
みんなの作品は宝物です。
さあ、次は3月6日の学習成果発表会です!
素敵なプレゼンをしましょうね。
アルぺ記述読解教室
塾長 たかぎ