国語力養成講座

【ニュースレポート編】生徒の優秀作品をご紹介!

    アルぺ記述読解教室では、「ニュースレポート」という、ニュースで気になったことについて作文を書くメニューがあります。

    ニュースに興味関心を持ち、そのニュースについて考える力を養うことのできるメニューです。

    それでは3つの優秀作品をご紹介いたします。

    まず中学生の作品です。

    夏休み最短で4日間

     二十日、東京で新たに、百六十八人の感染者が確認された。終業式を迎える学校もある中、夏休みはどうなるのだろうか。

     コロナ休校による学習の遅れをとり戻すため、全国の九十五%にあたる教育委員会が夏休みを短縮して対応。小中高で最も多い夏休みは、十六日間。高校では、最短四日間という学校もある。東京二十三区内でもばらつきがある。最も多くの区で設定されているのが二十三日間。この他にも十七日間などがある。

     私は夏休みの短縮に賛成でもあり、反対だ。

     私たち小中校生は義務教育を受けなければならない。この教育は義務であって穴があくことがゆるされない。そのためにも、夏休みを短縮することは必要だと考える。しかし、短縮することで子供にかかる負担が大きくなるとも感じる。これは後に免疫の低下につながる。この面では反対といえるだろう。 夏休みをなくす変わりに、週三回休みにするといったことが良好だと学生である私は考える。

    2年生の作品です。

    魚の数え方は「ひき」だけじゃない?

     魚は「ひき」のほかに、数え方がいろいろあります。魚の数え方は、およいでいるときと水あげされたあとでかわります。水あげされた魚は、おひれのついたじょうたいの場合たいていは「び」で数えるけれど、魚の形によってはちがう数え方をする場合もあります。たとえば細長い魚(サンマやイワシ、ウナギなど)や大きな魚(マグロやブリなど)は「本」平たい魚(ヒラメやカレイなど)は「まい」で数えます。

     わたしはさいしょ魚の数え方は「ひき」だけだと思ってたけれどいろいろな数え方があるんだとはじめて知りました。知らない子が「へぇー」と言ってくれるから、友だちに教えたいです。

     きじには、マグロの場合、加工・ちょう理のとき、切り分けていくかていでも「ちょう」」「ころ」「さく」「切れ」と数え方がかわります。わたしはマグロが好きなので、へぇーと思いました。

    最後に4年生の作品です

    忘れない

     八月六日はアメリカ軍が広島に原子ばくだんを落としてから七十五回目の「原ばくの日」です。広島の平和記念公園で行われた式典で約八百人がもくとうをささげました。広島市の小学生から選ばれた子ども代表は、「ひばく地広島で育つ人たちは、当時の人々があきらめずつないだ希望を未来へとつないでいきます」とちかいました。また、広島市長は日本政府に対してかく兵器禁止条約に参加するてい約国になるよう求めました。

     私は、テレビなどでは原ばくについてのニュースを観たことはありましたが、場所や時間、原ばくが落とされた理由などのくわしいことは知りませんでした。当時の映ぞうを見て、原ばくはとてもおそろしいもので、なくなった人達がかわいそうだと思いました。

     戦争当時を知っている人達が少なくなってしまうからこそ、自分が大人になっても今の気持ちを忘れないで、平和な日常に感謝していきたいです。

    いかがでしょうか?

    学年によって、書ける内容も異なってきますが、それぞれの学年や実力にあった指導をしています。

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