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「まさかウチの子が、新聞を読んで自分の意見を書けるまでになるなんて…」

 「作文が苦手なのですが、書けるようになりますか?」というお母様のお悩みをよく耳にします。実は、アルペに通う生徒にも、はじめは一行すら書くことができなかったという生徒がいます。今からお話する太郎君も、その一人でした。
そんな太郎君も、半年で四百字の作文を短時間で、しかも「楽しく」書けるようになりました。今からその成長の様子をお伝えします。


太郎君は、学校で書かされる作文や日記が大嫌いでした。何を書いていいか分からず、書き終えるまでに、あまりにも時間がかかるため、学校の先生から「もう少しスピードアップしてほしい」言われるほどでした。

太郎君のお母さんも、「今年から5年生になるのに、このままではいけない」と思っていました。でも、どうやってアドバイスをすればいいのか。いつかは自然に書けるだろうと思っていたお母さんは悩んでいました。


 そんな時、偶然、アルペのチラシを見て記述読解教室のことを知ったのです。「こういう授業なら少しは書けるようになるかもしれない」とお母さんは思いました。さっそく、お母さんは、太郎君に記述講座の話をしました。しかし、太郎君は「僕は行きたくない」と始めは消極的でした。作文が苦手なのですから、当然です。しかし、お母さんは、「お話だけでも聞きにいこう」と太郎君を説得しました。

 初めてアルペに来た太郎君は、お母さんの陰にかくれて、モジモジしていました。口数が少なくおとなしい男の子。それがこの時の太郎君の印象です。
「この子は、作文が大の苦手なんです」お母さんから太郎君の状況を伺いました。「書くことがないって言うんです。作文を書く時は、いつも、つまらなそうにしています。どうにかなるものなのでしょうか…」お母さんも、どこかあきらめている様子でした。

さっそく授業を始めてみると、聞いていた通り、おとなしく、自分の考えをはっきり言わない太郎君。なによりも自信がなさそう。「書くことがないなら、一緒に書いてみようよ」といっても、黙ってうつむき、「やっぱり、書けない」の一点張り。自信が持てず、人に見られるのも恥ずかしい。作文の技術以前に、作文を書き出すことすら出来ません。

どんなに作文が苦手な生徒でも、一ヶ月経つとだいぶ書けるようになるのですが、太郎君の場合はなかなか先に進みません。 ここまで頑(かたく)なに書くことを嫌がる生徒は初めてでした。焦る気持ちもありましたが、無理して「書かせる」ことは絶対にしたくありませんでした。楽しく自分から書けるようになって欲しいそう思いながら指導していました。そして少しずつ変化が現れてきたのです。


これまで作文を書く時間になると、ずっと黙っていた太郎君ですが、友達が書いた作文を先生が添削する様子を、ずっと見ていたのです。この経験が大きな意味を持っていたのです。
友達の添削の様子から、太郎君は少しずつコツをつかみ始めました。どういうことを書けばいいのか少しずつ分かってきたのです。
aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa
そして、ついに、太郎君が自分から作文を持ってきてくれたのです。それは、ほんの少ししか書かれていませんでしたが、「自分から」持って来てくれたことはとても大きな一歩です。ここがチャンス!
この作文を持ってきてくれる時の会話はとても大事。会話の中で、彼の書きたいことを引き出してあげられるかどうかが勝負です。書くことがないと思っていても、この会話が大事なヒントになるのです。
こうして彼の中にある「書く楽しみ」の芽が少しずつ伸びるように、じっくりと取り組んできました。
自分の作文を見てもらいたくなる
そして半年たった今、太郎君は、徐々にペースをつかめるようになりました。時間内に書ける文章の量も増えてきました。作文を書く時の表情に自信が見え、私に作文を持ってくる時の一歩が一歩が力強く感じます。
なによりも、作文を書く時の表情に自信が見え、私に作文を持ってくる時の一歩が一歩が力強く感じます。先日「動物についての説明文を書こう!」というテーマの授業がありました。彼は、「ワニの作文」を書くために、一生懸命ワニについて調べて書いてきました。そして四百字の字数制限の作文が五百字にあふれていました。
以前は、「書くことがない!」といっていた彼の作文が、です。

aaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaaa 書くことが苦手なお子さんの場合は「作文用紙を埋める」ということが、とても大きな一歩となります。
しかも「書かされる」のではなく、「書きたい」「表現したい」という気持ちを持って臨めるようになることはとても大進歩なのです!
彼のワニの作文は、みんなに読んで欲しい!という思いが溢れる作文でした。

このように、アルペ記述読解教室では作文を書く前の土台作りから始めます。
語彙を増やしたり、表現を覚えることはもちろん大事です。しかし、他の人がどんな内容の作文を、どうやって書くのか、を見ることは、もっと大事なのです。たくさんのお手本を見ることで、実感をつかむことができるのです。

友達はライバルであり、先生でもあります。こうして切磋琢磨してお互い成長していくのです。

(※)この成長物語は実話です。個人情報保護の観点から、名前を「太郎君」とさせていただきました。ご了承ください。