これから大学入試はこう変わる!

グローバル化する社会に対応する人材を育成するために、これまでの知識偏重型の入試から、思考力・判断力・表現力が重視される試験に変わります。

国語を筆頭にあらゆる教科で読解力・論述力を試す問題が出題されます。
例えば、次のような題材が出題されています。

・契約書や新聞など実社会を題材にした資料
・対話形式の文章
・図表や写真など複数の資料

しかし、今の教育システムは従来のままで、厳しい結果がでています。

現状の「論述力」は高くない
大学入試センター試験に代わって2020年度から実施される「大学入学共通テスト」に向けた2017年に実施された1回目の試行調査で出題された国語の記述式の問題のうち、80字~120字で答える問題の正答率はわずか0.7%でした。

特に「記述式問題」の導入は中学受験・高校受験にも大きな影響が出ます。

受験や就職活動でも国語力があると圧倒的に有利

中学受験

大学入試改革が反映され「思考力」「表現力」「判断力」の問題が増加。「自分の言葉で表現する」という問題も出題されました。

<私立中学受験>
  • 麻布中や武蔵中、栄光学園中などの難関校では以前からこの形式の問題が出題
  • 海城、慶應中等部など難関~中堅の難易度の学校でも出題される
  • 2018年、開成中の国語で公立中高一貫校の適性検査形式の出題が話題
  • 「新タイプ入試(*)」を取り入れる学校が前年の120校から136校

(*)…「適性検査型入試」「記述・論述型入試」「思考力入試」「自己アピール入試」という「その場で考え、表現する力」を問うタイプの入試問題

<公立中高一貫校入試>
  • 会話形式の長い説明を的確に読み切る力が必要
  • 複数の表やグラフなどの資料を関連付けて理解する力が必要
  • 国語・算数・理科・社会という従来の学習では対応できない
  • 解答はオール記述に近い形式
  • 理系の問題でも式と計算だけでなく「なぜ、そう考えたのか」プロセスを説明する必要がある

高校・大学受験の推薦入試

公立高校でも私立高校でも推薦入試を取り入れる学校は増加しています。その多くは、グループ・ディスカッション、小論文、面接という思考力・表現力をベースとした「自己アピール力」が必要です。

さらに、大学入試では、一般推薦・AO入試など推薦入試が主流になりつつあります。

  • 東大を初めとして、国立入試でも推薦入試枠が拡大
  • 早慶では、4割強が推薦入試で進学

面接・小論文など、やはり「自己アピール力」が求められます。

現時点でも、難関公立高校では論述形式がメインであり、有名難関高校の国語の問題でも論述が

就職活動以降

就職活動では、エントリーシート
就職してからは、プレゼン

読解力は想像力、コミュニケーション能力、プレゼンテーション能力など基礎となる力で、社会性の基盤だと思う。

英語と同じくらい日本語の勉強が必要

今、教育の専門化や外資系の会社で働く親御さんが感じていることがあります。それは「英語を学ぶより先にしっかりした日本語を学ぶ必要がある」ということです。

国語力=論理力・読解力・表現力など
もちろん英語力を身につけることは重要です。しかし、日本語を中心として思考している以上、低い国語力のままでは、思考力が伸びず、英語を話すことができても、“個人の実力”を高めることはできません

今すぐ国語を学ぶ必要がある理由

「そのうち、国語の理解力も上がるだろう」と考えがちですが、実は、そうではありません。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」(著・新井 紀子氏)でも、日本語の理解力に関して警鐘を鳴らしています。
ちゃんと読めば正解できるはずの簡単な日本語の文章ですが、中学生の3分の1しか理解できませんでした。

「Alexは男性にも女性にも使われる名前で 女性の名Alexandraの愛称であ
るが、 男性の名Alexanderの愛称でもある」
上記の文に即して、以下の文の空欄にあてはまる最適なものを選択肢から選びなさい
「Alexandraの愛称は( )である。 。 。」
(出典:東洋経済新報社「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」)
落ち着いて読めば、簡単な問題のはずです。しかし、中学生の正答率は38%という結果でした。(ちなみに正解は「Alex」)
ここから分かるように、日本語の理解力は自然と上がるのではなく、トレーニングが必要です。

従来の国語の勉強は「ドリル型」

・漢字
・文法
・読解問題(選択問題が中心)に偏重
・形式的な論理テクニック

国語の授業で「文章中に解答がある」という指導が一般的です。これまでの受験では正論でした。しかし、実社会では決まった解答はなく「ドリル型」思考の人にとっては大変でした。しかし、このやり方は受験ですら通用しなくなります。

東大生は普段から「作文」をしている

「作文」は国語の勉強の1つ-。そういう認識が強いと思います。しかし、作文能力はすべての科目に応用することで、学力を大きく伸ばすことができます。

「東大生が断言!『作文』こそ一番本質的な勉強だ」には、
作文を勉強に応用することが、学力向上につながる理由が書かれています。

それは、 作文が究極のアウトプットだからです。

コロンビア大学の研究において、 インプットとアウトプットは「3:7」 の割合で
勉強するといちばん記憶が定着するということがわかっています。 人は、 アウトプ
ットの割合が高いほうが暗記できるのです。

多くの方が勘違いしているのですが、学力が上がる瞬間というのは、授業を受けているときや本を読んでいるインプットの瞬間ではありません。誰かに説明したり、問題を解いたりするアウトプットの瞬間なんです。

そして アウトプットとしていちばん効果があるのが作文なんです。 作文して何かを説明しようとするとき、丸暗記したことをそのまま書くことはできませんよね。自分の頭で考えて、その事柄を理解して、自分の言葉に直して書く必要があります。

(出典:東洋経済オンライン「東大生が断言!『作文』こそ一番本質的な勉強だ」)

「論理力」「表現力」「文章力」など、より重要な力は「作文」を中心とした国語トレーニングで身につけることができます。

普段の学習から取り入れることで、かなり

国語力を伸ばすには、最適な時期があります

中学生になると、国語に関わらず、勉強以外のことに興味・関心が強くなる
また、思春期に入り、素直になれない
定期テストが始まるため「点数」が取れる勉強

小学生も、高学年になると中学受験の勉強が本格的になります。
その時にはいくら将来のためとは言え「点数をとれる」

 

(詳細)

アルペ記述読解教室

ポイント
さらに、アルペの講座は単なる作文講座ではありません。
STEP.1
語句のトレーニング
 ことわざ、慣用句、四字熟語などを楽しく学べる「語句トレーニング」で頭のウォーミングアップをします。
STEP.2
短文づくり
学年ごとに用意した言葉の意味や使い方を辞書で調べます。そこから自分オリジナルの短文を作ります。
主語・述語を意識し、句読点を正確に打つことをこころがけます。新しい言葉を仕入れて語彙力を増やしながら、実際に使うことで文章力の土台をつくります。
STEP.3
ニュースレポート
時事問題を題材に授業を行います。
新聞の内容を自分で要約し、自分の意見をまとめていきます。後から保護者の方にも参加していただき、そのレポートをどうまとめていけばいいのかのアドバイスをします。
STEP.4
意見文の発表
お子さんたちのレポートがまとまったら、教室の前で発表をします。
 みんなの前で発表することは、プレゼンテーションの土台にもなります。月に1回の授業でも継続するるかしないかでは、大きな差になります。

そして5月、6月、7月は月1回ですが8月は夏休みにつき、読書感想文や自由研究の題材になる新聞スクラップの集中指導講座というのを開催を予定しております。

【アルペ記述読解教室】東京校A「初めての作文記述対策」5/26

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【アルペ記述読解教室】東京校B「適性検査 作文対策」5/26

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適性検査型入試に通用する記述力・作文力を身につける

teacher この講座の先生

《講師 髙木恭子》

15年以上国語を教え、3,000枚以上の答案を添削実績があります。

 

作文から受験国語まで、従来の国語学習では身につけることができなかった「本当の国語力」を子どもたちに身につけるため、アルペ記述読解教室という国語専門教室を運営しています。

 

私達といっしょに一生役立つ本当の国語力を身につけましょう。

アルペ記述読解教室を受講したきっかけ

小5男子のお母さま

理系科目が得意だけど、国語が苦手。特に作文が書けない。受験勉強とは別に、記述の基礎的なことを今のうちに学ばせたいと思っている。
自分の意見を人前で表現することが苦手。また、学校で書く短文は親から見ると「???」という感じです。いきなり人前で自信を持って話すことは難しいと思うので、まずは読書感想文のような作文を通して、自分の意見をしっかりとまとめられるようになってほしいと思います。

小3男子のお母さま

小4女子のお父さま

国語が足を引っ張っている。特に、説明文が苦手。受験までに記述力を伸ばしたいと思っていた。
私立小学校に通っています。学校の宿題や日記がうまく書けない。また、今後の入試方法を考えたら、いつかは作文教室に通わせたいと思っていた。

小4男子のお母さま


主な受賞歴

これまで受賞や掲載した一部をご紹介します。

ニュース作文コンクール

※2年連続受賞しました

「ニュース作文コンクール」は私塾協同組合連合会、朝日小学生新聞、朝日中高生新聞主催のコンクールです。

朝日小学生新聞スクラップ学習コンクール

朝日小学生新聞「意見作文」

朝日小学生新聞「意見作文」にのべ20回以上掲載

主な合格実績

・都立小石川中学
・都立武蔵中学校
・都立三鷹中等教育学校
・東京学芸国際中
・都立富士中学
・私立武蔵中学校
・明大明治中学
・芝中学
・城北中学校
・立教新座中学校
・桐朋中学校
・国学院久我山ST
・早稲田佐賀中学校
・暁星中学校
・吉祥女子中学
・広尾学園中学校
・中央大学付属中学
・成城中学校
など
・都立日比谷高校
・都立西高校
・都立国立高校
・都立戸山高校
・都立武蔵高校
・都立国分寺高校
・都立両国高校
・早稲田実業高校
・ICU高校
・広尾学園(医進サイエンス)
・豊島岡女子高校
・錦城高校(特進)
・明大明治高校
・都立国際高校
・巣鴨高等学校
・桐朋高校
・成城高校(特待生)
・宝仙学園理数インター高校
・横浜国際高校
など

【アルペ記述読解教室】東京校A「初めての作文記述対策」5/26

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【アルペ記述読解教室】東京校B「適性検査 作文対策」5/26

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